この記事の結論
- はぎれとは、大判の革を裁断した際に残る端材で、専門店や通販で安価に購入することもできる
- 小さなはぎれでも、キーホルダーやしおり、コースターなど作れるものは多い
- サイズ・色・厚みごとに分類して保管しておくと、次の作品作りで活用しやすい
- 技法の練習用として使い切ってしまうのも、はぎれの有効な活用法の1つ
作品を作っていると、型紙の形に合わせて革を切り出した後、どうしても半端なサイズの端材(はぎれ)が残ります。
「捨てるのはもったいないけれど、何に使えばいいか分からない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、はぎれ革の活用アイデアと、上手に保管するコツを紹介します。
はぎれが出る理由、もったいなく感じる人へ

革は天然素材のため、大判の1枚から作品を切り出す際、型紙の形によってはどうしても余りの部分が出てしまいます。
この端材が「はぎれ」で、専門店や通販でも、はぎれだけを詰め合わせて安価に販売していることがあります。
大判を買うほどではないけれど、いろいろな種類の革を少しずつ試してみたいという場合、はぎれの詰め合わせは費用を抑えながら経験値を積める便利な選択肢です。
はぎれで作れる小物アイデア

はぎれのサイズによって、作れるものはさまざまです。
- キーホルダー:縦4cm×横8cm程度あれば十分作れる、はぎれ活用の定番
- しおり・コースター:さらに小さいはぎれでも、切って整えるだけで完成する
- ヘアゴム・チャーム:小さな革を丸くカットして、金具をつけるだけのアクセサリー
- パッチワーク風の小物:複数の色や質感のはぎれを組み合わせて縫い合わせる、オリジナリティの出しやすいアイテム
特にキーホルダーは、必要なサイズが小さく、はぎれ活用の代表的な作品として人気です。
詳しい作り方は、レザークラフトでキーホルダーを作る、初心者向けの手順も参考にしてみてください。
はぎれの上手な保管・活用のコツ

はぎれが増えてくると、どこに何があるか分からなくなり、結局使わずに終わってしまうこともあります。
これを防ぐために、サイズ・色・厚みごとに簡単に分けて保管することをおすすめします。
ジップ付きの袋や仕切りのある箱に分けておくと、次に作品を作るときに「このサイズならこのはぎれで足りる」とすぐに判断できます。
また、作品として使うだけでなく、菱目打ちの力加減やコバ処理の練習用として、惜しみなく使い切ってしまうのも、はぎれの立派な活用法です。
はぎれの入手方法と価格感
はぎれは、大きく分けて「自分の製作で出た端材」と「購入するはぎれ」の2種類があります。
購入する場合、専門店や通販サイトでは、いろいろな色・厚みのはぎれを詰め合わせたパックが300〜800円程度で販売されていることが多いです。
大判1枚を買うよりずっと安く、いろいろな種類の革を試しながら自分の好みを探れるのが、購入するはぎれの魅力です。
サイズ別、作れるものの早見表
| はぎれのサイズ | 作れるものの例 |
|---|---|
| 5cm角未満 | ヘアゴム・チャーム、キーホルダーの飾りパーツ |
| 5〜10cm角 | しおり、キーホルダー本体 |
| 10〜15cm角 | コースター、パスケースのパーツ |
| 15cm角以上 | カードケース一式、ミニ財布のパーツどり |
手元のはぎれのサイズを測っておけば、「今持っている端材で何が作れるか」を逆算できるため、次に何を作るか決めやすくなります。
ただし、複数パーツを組み合わせる財布類は、はぎれだと厚みが揃わないことがあります。
ミニ財布のような立体作品は、できるだけ同じ革から必要なパーツをまとめて取るのが安心です。
保管でありがちな失敗

はぎれの保管でよくある失敗が、湿気の多い場所にそのまま置いてカビが生えてしまうケースです。
革は湿気を吸いやすい素材のため、押し入れの奥や浴室に近い場所での保管は避け、風通しの良い場所に置くようにしましょう。
もう1つ多いのが、色移りしやすい濃い色の革を、他の淡い色の革と密着させたまま保管し、接触面だけ色が移ってしまう失敗です。
特に赤や黒などの染料が濃い革は色移りしやすいため、色ごとに袋を分けて保管するひと手間で防げます。
はぎれを使うときの縫い代の考え方
はぎれは大判の革と違って形が不揃いなことが多く、型紙をそのまま当てはめると縫い代が足りなくなることがあります。
特に端の部分は、裁断時の傷や毛羽立ちが残っていることがあるため、型紙の輪郭から2〜3mm内側を実際の裁断ラインにするくらいの余裕を持たせると安心です。
この余裕分は、コバ処理でやすりがけをする際に削り代としても使えるため、無駄にはなりません。
まとめ
はぎれは、捨ててしまうにはもったいない、キーホルダーや小物作りに十分使える材料です。
サイズ別に分けて保管しておけば、次の作品作りのときに無駄なく活用できます。
技法の練習用としても積極的に使い、材料を余すことなく楽しんでみてください。



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